3/18/2023 0 Comments 言葉の壁
先日、お正月ぶりにお休みをいただきまして、まず3ヶ月も預かってもらっていた新しいパスポートを受け取りにパスポートセンターへ。昼は国立新美術館のルーヴル美術館展、夜はワールドツアーで来日していたMaisie Peters(メイジー・ピーターズ)のコンサートへ行ってまいりました。メイジーとは、昨年2022年6月末にヨーロッパに行った時にロンドンのウェンブリースタジアムで出会い、今回来日するとのことで8ヶ月ぶりにその可愛らしい存在と美声に癒されて来ました。その後、カフェでこの日2杯目のカプチーノをいただきながらサムライジャパンの勝利を見届けたりもして、充実したオフを過ごしてまいりました⚾️
そんなこんなで、ここ3年くらいずっと考えていることがまたフワッと浮き上がって来ましたので、chatGPTに問いかけてみました。(このスタンスで行くらしい…笑)
『世界中でパフォーマンスをする海外アーティストが、日本でコンサートをする時に感じる壁は?』
とのことです。言いたいことの70%くらいを、chatGPTがキレイにまとめてくれました。私がここ3年くらいずっと考えていること…というのは、世界中でパフォーマンスをしているアーティストの皆さんは、世界を見ているということ。なに当たり前のこと言ってんの!って感じですが…。
何が言いたいかと言いますと… 海外アーティストの来日コンサートは、他国開催時と比べてしまうとやっぱりどうしても観客席が静かな印象…。これがパフォーマンスをするミュージシャンへの尊敬と捉える我々の文化と、「楽しめてる?え?楽しくないの?歌ってくれないと悲しい…」と思ってるかもしれない海外アーティスト勢の間に、結構大きな隙間が出来ているのではないか…と感じております…。(個人の感想です) 結論から言ってしまいますが、 多分…歌詞!歌詞をどうにかしたら隙間ちょっぴり埋まるかも…? 日本語を母語とする者にとって、第2言語としての英語がどのくらい難しいものか、英語話者の皆さんにはきっと想像が難しい部分もありますよね。世界中でこれだけ使われている英語。日本でも看板やデザイン等でたくさん使われている英語、なのに「英語がわからない」その感覚がわからない…というか。そんなにわかっていないとは思われていない…というか。笑。だから歌詞を覚えて、しかも発音まで気にして、気持ちのままに大きな声で歌うことが日本語話者にとって、言語的にも文化的にもすごく難しいということが、海外アーティスト側に伝わりにくいと思うんですよね。日本のオーディエンスは、決して彼らのパフォーマンスに満足してないわけではない、テンションが上がらないから大声で歌わないんじゃなくて、英語が難しくて本当に歌えない、周りの目が気になって歌えない文化の中で生きている、という事実が伝わっていない可能性は大いにあると思うのです…。(はい、そんなの黙っている限り伝わらないです。文化的に伝える必要すらない可能性もあります。私では言語化できない難しい話をしています。笑。)日本は察する文化…わざわざ表現せずとも民族間ではわかり合えてしまう: ハイコンテクスト過ぎる集団なのであります…。 で、ふと思ったんです。日本の英語教育を受けた人のほとんどが、英語で話せなくても読める、とても読める、正しく訳せないかもしれないけどなんか読みあげることができる、英語を話さない割に読むスキルはある、…という状態がありますよね。…というコトは、ショーの雰囲気を壊さないスタイルの電光掲示板とか、ステージの後ろの方に何かしらの形で歌詞が出ていたら、日本語話者もなんとなく歌えるのではないか!と、保育士的、児童英語講師的視点で、思いついたわけです。パースペクティヴ、パースペクティヴス!! え、歌聞かないで歌うの?って思ったかもしれませんが、そう、海外のコンサートはもはや全員で楽しむカラオケ状態 (音程とかない。感情が爆発した人から気持ちのままに全歌詞叫んでる感じ。笑)。アーティストも、'Say!' とか、’Sing along!’ などと煽って来ますね。※もちろんジャンルやミュージシャンにもよるし、私たちが得意な聴くべき時間もあります。この状態を自国やその他いろんな国で経験してからの、ここ日本で急に静かなコンサート…。これ、もし自分がそのアーティストだったら、とても悲しいし不安になります。早くこのステージ終わらせたい…ってなります。。。(それって、私の感想ですよね。)せっかく来てくれたアーティストの方が悲しくならないように、歌って欲しいサビだけ歌詞掲示とか、こういう提案は無理かな…笑。いや、ファンなら歌詞覚えて来てってことなんですが、そういうお話の前に言語の壁って結構高いし分厚い…。エージェントの方、ぜひ日本も盛り上げるために、そしてアーティストの方が「また来たい!」って思ってもらえる国になるように、どうかご検討ください…笑。ほんのちょっとのことで、劇的に変わるんじゃないかなぁと…双方の幸福度がもっともっとあがるのではないかなぁと…勝手に思っております…。 世界には色々な文化がありますが、日本も独特な文化であることをどこまで自分たちが理解出来ているか。それを知り始めたところでやっと、他の文化との歩み寄りが始まってくるのではないでしょうか。音楽や人の話は静かに聞くもの、という素敵な文化。そして、多くを語らないという美しい文化。我慢強い。→ 裏をかえせば、自分の感情や考えを表に出さない文化、表に出すと弾かれてしまう文化…。故に自分を表現することが苦手?表現することが受け入れられにくい?楽しい時に楽しいと叫ぶこと、嬉しい時に人目も気にせず喜ぶこと、悲しい時に悲しいと嘆くこと、怒っている時に怒りを露わにすること、困っている時に助けてと言うこと、そういった感情を表に出す・表現する・相手にきちんと伝える方法を実は私たちは知らないのかも… すみません日本が嫌いなわけではありません。 郷に入っては郷に従えとは言いますが、せっかく遠くから来てくれたお客さまを歓迎して、寄り添ってもてなすのも、日本の素敵な文化なのではないでしょうか。chatGPTのようにうまくまとめられませんが、我々は歩み寄りがもっと必要なのではないか、歩み寄るためにもっと外の世界を知るべきなのではないか…と感じておると言いたかったのであります(素敵な日本を世界にアピールしたいっていう気持ちも含んでおります)。英語と一緒に広まっていくといいなぁ、歩み寄り。
思い出の写真たちも、ここに置いておきます。笑
\入園・入学祝いにも/
絵本ナビ
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Author幼児・小学生・中学生・大人のオンライン英語教室 ノブズのNobuko Archives
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